2017年1月11日

【きのこたけのこ戦争IF】神聖トゥーハート皇国の攻略、考察

(公式サイトのプレイガイドを読んでいることが前提。内容はWikiからの寄せ集め。
具体的な攻略法は、Wikiの神聖トゥーハート皇国 攻略(S1)を参照してください。
バージョンは最終更新版16/05/29です。)


全般


少数精鋭。強い人材、一般ユニットが揃うが一般ユニットの雇用費・維持費が軒並み高い。
そのため広い戦線を維持するのを苦手とする。二正面作戦は控えよう。
その反面、多くの初期人材には一部隊分(8人)を召喚するスキルがあったり、
初期人材にさらなる召喚スキルを付与する固有国策があるので、
一点に集中した突破力は非常に高い。
列強7勢力の中では最も難易度が高いと思われる。


国策考察


序盤に取る国策のパターン

(中央集権攻勢主義)→OODAループ構想
メリット:カードEXP増加による選択肢を増やし、火力上昇によりレベルが上がりやすくなる。
デメリット:耐久の低下により、事故が起こりやすくなる。アルフォー党を攻める場合注意。
また、強力な皇民総火の玉を後回しにすることになる。

(皇民総火の玉浸透戦術)→無神論
または(皇民総火の玉無神論)→浸透戦術
メリット:魔抵抗上昇で事故が起こりにくくなる他、移動力上昇で引き撃ちがやりやすくなる。
また、皇民総火の玉による自爆兵士が強力。
デメリット:前者と比べて爆発力にやや欠ける。特に魔力は皇民総火の玉による上昇を相殺する。

腕に自身があるなら前者を、技量不足を感じるなら後者を選ぼう。
またロマン枠として、(無神論工業育成)→生命工学の実用化と言うのもある。
正直工業育成が蛇足だが、無神論も生命工学も皇国との相性が良い。


皇民総火の玉(勢力固有国策)
全ユニットの攻撃・魔力が80上昇、初期人材とマウマに自爆兵士部隊召集のスキルを付与

攻撃魔力上昇は言うまでもなく火力の上昇に寄与する。しかもデメリットなし。
自爆兵士部隊召集は特攻隊×8を召喚する。
特攻隊は敵部隊に接触すると自爆する他、名前と裏腹に耐久が高く、壁にできる。
しかし、混乱を受けると味方に自爆攻撃を行うため注意。
アルフォー党のエリーゼ、カルビンのポロ、科学会のミニー、夢の国には要注意。
アルフォー党が相手だと史実同様に到達する前に落とされることが多いうえ、
水場が多く移動が遅いので相性が良くない。
リスクを伴うがハ・バネロ、ベ・ビネロでオーバードブーストを使い敵に肉薄し、
敵部隊間近に位置指定で特攻隊を投げつけてやるのも悪くない。必殺指定はしないこと。
ただし魔法や砲撃の集中砲火で沈まないように状況を見極めよう。
陸に乗り上げた戦艦は良いカモだ。


無神論
全ユニットの魔抵抗が150上昇、魔力が60下降

魔力が下がってしまうが、魔抵抗の低い機甲兵のディフェンス面を強化してくれる。
皇国には魔法人材が少なく、機甲兵以外も全体的に魔抵抗が低めなので相性が良い。
混沌側のイベントで(召喚ではない)レベル30の特攻隊×40が追加される。
本来の用途で使っても良いが、戦力値が一部隊で4万近くあるので
敵の侵攻を躊躇わせる置石としても使える。
皇国は混沌勢力だが、二つのイベントで秩序値がプラスされるので注意。


浸透戦術
全ユニットの技術・移動力が70上昇、HPが250下降、魔力・魔抵抗が30下降

キルゾーン戦術の皇国ではそこまでして取るべき国策ではないが、
これがあると夢の国相手にマウマ単騎で逃げ回って防衛がやりやすくなる。
どの勢力でも安定して強い「安牌」の国策だが、上位国策への発展が一切ない。


軍事訓練
毎ターン、30レベル以下の全ユニットのレベルが1上昇

30レベル以下なので30レベルのユニットを31に上げてくれる。
どのユニットも30→31は必要経験値がとても多く、
さらに皇国の主力である、機甲兵は30→31で火力が大幅に伸びるので(※1)、
高レベルのユニットが揃う後半の4、5枠目辺りで取ると良いだろう。

(※1:Wikiの試作機甲兵のページを参照)


中央集権攻勢主義OODAループ構想
(集権)次回以降の偶数ターンにカードEXPが1増加
(攻勢)全ユニットの攻撃が100上昇、魔力が40上昇、防御力・魔抵抗が30下降
(OODA)全ユニットの素早さ30アップ

集権はカードEXPの増加によって選択肢を増やしてくれる。
召集で中立地帯を早取りしたり、大砲の改良でマ号兵器の射程を伸ばしたりなど。
攻勢は純粋に火力を引き上げる。その代わり耐久が下がるので事故に注意。
そして上位国策のOODAループ。素早さと言うパラメータを固定値で上昇させる。
素早さは攻撃の頻度に影響し、レベルアップで成長しない。
公式サイトでも重要なパラメータであるとの言及があるので非常に有用。
採用するなら3枠目で狙いたい。


情報戦争(無神論情報公開制度が前提)
略奪の収入2倍 ランダムで隣接勢力の一般ユニット(人材を除く)が三部隊寝返る

略奪の収入が2倍になるので、アルアケ辺りを略奪すると物凄い金が入ってくる。
信用度の低下も前提の情報公開制度がカバーしてくれる。
一般ユニットの寝返りは他勢力のレベルが高い高難易度で特に輝く。
他勢力ユニットのレベルは後半になるほど上がるので、
無理して序盤に取る必要はないと思われる。低難易度では狙わない方が良い。


生命工学の実用化(無神論工業育成が前提)
全ユニットに回復スキル「自己再生」を付与。毎ターン全ユニットのHP+500、MP+20上昇(累積)

ロマン枠。通常の皇国プレイに飽きた人向け。
ターンが経過する毎に全ユニットのHPとMPがじわじわ増えていく。
性質上、3枠目で取ると効果が高いがOODAループと同様に固有国策を犠牲にすることになる。
耐久やMP不足で悩みやすい皇国との相性は良い方だが、
一般ユニットは死ぬとおしまいなので事故が無いように慎重なプレイを心がけたい。
自己再生?なにそれおいしいの?


一般ユニット考察


試作機甲兵

通称AC(アーマードコア)。射程の長い狙撃とマシンガンを持つが、コストと維持費がべらぼうに高い。
魔法であっけなく溶けてしまうので、本来は前衛だが後衛に移して狙撃に専念させよう。
近づいてきた敵の迎撃は特高警察に任せた方が良い。
しかしコストが高い分、攻撃性能はとても強力。こいつの狙撃には即死効果がある。
飛行移動なので、水場などの悪地形でもスイスイ移動できる。
虎の子のユニットとして大切に扱い、育てよう。
なお、国策の軍事訓練の項目にも書いた通り、31レベルで大きなブレイクスルーがある。


特高警察

毒・混乱・恐慌を付与するマシンガンと召喚ユニットのオートマトンが強力。
こいつと召喚ユニットであるオートマトンのマシンガンにはノックバックがあるので、
あまり当たる機会が無いが騎兵相手だと一方的にお手玉にできる。
その代わり、射程ギリギリで攻撃を当てることになるので威力が低く、
ノックバックの効くユニットにはなかなかダメージを与えることができない。
一方で、ノックバック無効のユニットは集団で滅多撃ちにできる。
他に即死効果のある射程の短い拳銃と、近接攻撃の暗器があるが、後衛ユニットなので防御面は弱い。
前に出過ぎて事故死しないように気をつけよう。


マ号兵器

外見がパナ○ェーブ研究所×コード○アスのゼ○。
雷と炎属性の特殊な砲撃を行うが、機甲兵と同様に維持費が高い上に魔法にも弱いので、
国策で無神論を取ると悲しい事故死が起こりにくくなる。移動が遅いので、逃げ遅れにも注意しよう。
その反面、雷と炎属性の砲撃は強力で、それらの属性に弱いユニットには効果バツグンだ。
ただしノックバックが付いているので、砲撃を当てた敵がバラバラに散ってしまう。
こいつの砲撃は説明が難しいので、Wikiのマ号兵器の項目を参照してほしい。


陰陽師

皇国を凶悪たらしめる兵科の一つ。シナリオでは莞露院を吸収した後にリーダー化可能になる。
HPや状態異常回復に加え、魔力充填で対象のMPを回復する。
数部隊混ぜておくと攻撃の回転率が大幅に増す。レベリングもすごく早い。
攻撃スキルには、射程が長くノックバックを与えるストゥーパタワーがある。
スキルが多彩なので思った通りの行動をしてくれない時がある。スキル指定を使おう。


キャンディパイク

汎用兵科だが、機甲兵を前衛として用いないので重要度が高い。
キャンディパイクを全面に出して、後ろから機甲兵やマ号兵器で蜂の巣にするのが基本戦術だ。
莞露院を吸収したら、能動と柚通の下にレベル1のこれを入れ、後衛に下げてレベリングしよう。


人材考察


ハ・バネロ

大激励に強力な部隊スキル、召喚が揃う機甲兵。さすがは皇帝と言ったところか。
部隊スキルで魔法耐性が上がるが、それでも不安なので後衛に下げておこう。
必殺技のデスレインは緊急時に。自分から突っ込んで使うものではない。


ベ・ビネロ

ハ・バネロの息子。可愛らしいお顔をしているが性別は男性。だがそれがいい
パパ同様に機甲兵で召喚スキルも持つ。


ビーノ

部下にアースタワーを付与できる特高警察。
アースタワーは魔力+技術依存なので意外にも特高警察と相性が良い。
素早さも高いので陰陽師を随伴させればバカスカ撃てる。
他に石化効果のある必殺技のハボリムクラウドを持つ。


オールレーズ

眼鏡のお姉さん。特高警察に機甲兵のと同じ狙撃を付与する。
特高警察の高い素早さから放たれる狙撃は強力。高い技術からの即死で敵をバタバタなぎ倒す。
序盤の中立は彼女一部隊で攻略できる。
ビーノと同じく特高警察との相性が良いので初期の部隊をそのまま率いよう。
彼女の部隊の特高警察はレベルが上がりやすいので、他の部隊の特高警察を育ててあげるのも良いだろう。


ハーベスト

部隊スキルで召喚限界+3を付与するが、雇用範囲が狭く率いられるユニットが限られる。
リーダースキルで素早さバフと手投げ弾のウィスキーボンボンを付与するが、
多くの場合初期からいる特高警察を率いることになるので、ボンボンは腐りがちになる。
召喚限界アップとオートマトンのある特高警察とは好相性だが、
ボンボンを活かそうとして小鬼傭兵を率いれば召喚限界アップが腐る。
召喚はあるに越したことはないので素直に特高警察を率いよう。


メルコン

素顔の見えない天才技術者。
マ号兵器の砲撃を部下に付与するので、試作機甲兵のレベリングに便利。
部下の一般マ号兵器はアミジャ辺りに渡そう。
必殺技のカーネージは当てるのに若干コツがいる。
発動時のセリフからして、元ネタはサガ フロンティアと言うゲームだと思われる。


アミジャ

もう一度いう、おれは天才だ!!
オールヒールを使えるが一般の隊附衛生部員より魔力が低く、さらにイベントで死亡(強制離脱)する。
無神論を取っていると回復力の低さが顕著に出る。
衛生部員のくせして耐久が高いので壁にできないこともない。
部下の衛生部員は外してメルコンからマ号兵器を貰おう。
そして死亡の直前ターンになったらマ号兵器も外してパイ投擲機を雇おう。
パイ投擲機は本来皇国でリーダー化不能な兵科だが、
アミジャが率いていた部隊が残る仕様上、一部隊だけ裏技的にリーダー化が可能である。


マウマ

シナリオ1では初期領地のカリンカで固定放浪。CPU時も確実に皇国に雇われる。
部下に海上移動を付与する重騎兵人材。
海軍大将だが大海難のランダムイベントでは海軍ユニットとみなされず、レベルが上がらない。
夢の国相手に単騎で逃げ回っての時間切れ防衛が可能。その場合一般重騎兵は雇わないほうが良い。
夢の国は海賊に対しての壁になるので、アルフォー党を攻める際に有用だ。


(ここから莞露院・国忠会の人材)


能動

読みは「のど」。のうどうではないので注意。
リーダースキルで魔力充填を部下に付与するので主力部隊に混ぜておくとレベリングが捗る。
本人は広域魔力充填も持っている上、部隊スキルも何気に強力な縁の下の力持ち。
皇国・カンロは陰陽師をリーダー化できる上、陰陽師とスキルが被ってしまうので
初期状態のまま運用するのはもったいない。


柚通

読みは「ゆず」。能動の嫁さんで、親子ほど歳が離れている。
クラスは小鬼傭兵。魔力充填の付与は旦那と同じだが、
部隊スキルで健脚移動&移動力+50%と彼女の率いる部隊は格段に足回りが良くなる。
陰陽師以外ならどのクラスを率いても良いが、
低レベルの前衛をレベリングする場合、事故死が怖いので後衛に下げておこう。


勝臥

読みは「しょうが」。女性。
陰陽師だが完全に前衛型のスペックになっている。
ストゥーパタワーのリーダースキルを持ち、即死付与の近接攻撃まで持つ。
そして何よりレベル30で習得する「大激怒岩盤割り」がとにかく強力。
皇国はともかく、高難易度でのカンロプレイでは彼女のレベリングが急務となる。
皇国プレイ時なら、マウマ配下に入れて海上中立でレベリングすると良い。
この時、調子に乗って敵の群れに突っ込まないこと。集中砲火されて沈みます。
魔力充填とMP消費行動を繰り返していればそのうちレベル30になるはず。


ピュレ

トロバイリッツだが周辺地域の地形が海や山ばかりなので不遇感が否めない。
広域魔力充填を持っているが、皇国にしろカンロにしろ充填持ちは大勢いるので...
部隊スキルはそこそこなので、衛生部員以外でお好みの兵科を率いよう。
地味に軍楽隊を率いれるので、RA★TAを雇用できる。運良く放浪していたら是非。


その他、無名人材など

イベントで加入するマ号兵器人材の一方は、トロバイリッツに砲撃を付与できる。
同じくイベントで加入する特高警察無名人材の一人は、
装填を付与できるのでマ号兵器を率いるとMPを気にせず砲撃できる。
莞露院の無名陰陽師はクラシエ魔導兵や召喚決闘者を率いよう。
アルフォー党を滅ぼしてエリーゼを雇用した場合、彼女の部隊に陰陽師を入れてみよう。


立ち回り方


まず機甲兵を後衛指定にし、キャンディパイクを壁として使う。
相手との距離が遠い時は機甲兵のマシンガンを禁止し、狙撃に専念させる。
陰陽師のストゥーパタワーはノックバック無効のユニットを相手にする時以外は禁止する。
人材名を挙げると、アルフォー党のフェットチーネ、科学会のポタポタなど狂信者系列。
充填を使ってほしい時にヒールを使ってしまうこともあるのでスキル指定も活用しよう。
マ号兵器は鈍足なので、地形にはまるなどして逃げ遅れないように気をつけよう。


戦略


カンロを吸収した後、アルフォー党方面に向かうか、科学会方面に向かうかで分岐する。
科学会は皇国の兵科と相性が良いので初心者向け。
アルフォー党は一般・人材共に手強く、戦場も海なので上級者向け。
いずれにしても、どちらかを落とすまではカルビン主義教会領には手を出さず、壁にする。
南側はヨーメブリュッケと天の塔がカルビンの占領予定地になっているので、
レベリングでつつくだけなら良いが絶対に占領しないこと。
ハード以上の場合、遅くても11ターン目までにはカードの祝典開催を使い、
13ターン目までにスーギ・ノウコ自治区を落としておきたい。
なぜならハード以上で14ターン目に出現するアレと、皇国の兵科との相性が悪いからだ。
もう一つのアレはアルフォー党や科学会の人材がいれば楽。開幕爆撃されても泣かない。